開発ストーリー
起業のきっかけ
私は過去に怪我で半年間、松葉づえでの生活を余儀なくされ、その間に体重が10〜15kg増加し、肌荒れにも悩まされました。
さらに大学入学と同時にコロナ禍となり、自分の身体や健康について深く向き合うようになりました。
その後、パーソナルトレーナー資格を取得し、栄養学や身体の仕組みについて体系的に学びましたが、一つの大きな矛盾に気づきました。
それは、「健康を意識するほど、食べられるものが減っていく」
という現実でした。
お菓子が好きだった私は、
・食べた後に後悔する
・食べる前から罪悪感を感じる
という状態を繰り返していました。
“美味しいものを食べたい。でも健康も守りたい。”
この矛盾を解決できる食品が、世の中にはほとんどありませんでした。
そこで、後悔せずに食べられるお菓子を、自分で作ることを決意しました。
会社員時代、自作した鶏胸肉チップスを職場に持参したところ、
「これ商品化した方がいい」
「普通のお菓子より美味しい」
と多くの同僚から評価を得たことが、起業の直接のきっかけとなりました。
開発ストーリー
「ムネのクセに。」の開発は、すべてがゼロの状態からのスタートでした。
食品業界での経験も、製造工場とのコネや人脈もなく、商品開発のノウハウもありませんでした。
コネ、人脈、経験——そのすべてが0の状態でした。
それでも、「後悔せずに食べられるお菓子を届けたい」という想いだけを頼りに、
委託製造を引き受けていただける工場を一社ずつ探すことから始めました。
インターネットで調べた工場に連絡を取り、企画内容を説明し、自作した試作品を送り、評価をいただく。
この地道な活動を繰り返し、20〜30社以上に問い合わせを行いました。
しかし、前例のない商品であったことや、小ロットでの製造が難しいことを理由に、多くの工場から製造を断られました。
それでも諦めずに試行錯誤を続け、ようやく製造に協力していただける工場と出会い、試作段階へ進むことができました。
しかし、本当の挑戦はそこからでした。
理想としていた
・パリッとした食感
・噛むほどに旨味が広がる味
・胸肉特有のパサつきを感じさせない仕上がり
を実現するために、
味付け、乾燥時間、厚み、製法など、あらゆる要素の改良を繰り返しました。
試作は一度では完成せず、納得のいく品質に辿り着くまでに、約半年間で8回以上の改良を重ねました。
その結果、
「胸肉なのに、思わず手が伸びてしまう」
「胸肉なのに、クセになる」
という、これまでにない新しいスナックが完成しました。
ブランド名「ムネのクセに。」には、
胸肉なのに美味しい、
胸肉なのにクセになる、
という驚きと価値を、そのまま表現しています。
この商品は、単なる高たんぱく食品ではなく、常識や前例がなくても、本当に価値のあるものは形にできるという信念そのものでもあります。
そして挑戦したのが、クラウドファンディングMakuake。
結果は、目標金額の6.6倍となる66万円を達成。
多くの方に共感していただけたことが、
この商品の可能性を確信する大きな出来事となりました。
企業理念
健康であることの幸せをすべての人に届ける
私が考える健康とは、単に身体的な数値が良い状態だけではありません。
・美味しいと感じる心
・我慢しなくていい安心感
・自分を肯定できる選択
こうした“心の健康”も含まれて初めて、本当の健康であると考えています。
そのため私は、我慢から始まる健康ではなく、満足から始まる健康習慣を提供することを使命としています。
コンセプト
健康のために、美味しさを犠牲にする必要はありません。
栄養価だけでなく、
「美味しい」
「また食べたい」
「これなら続けられる」
そう感じられることこそが、健康習慣の継続につながると考えています。
これからの目標
・これからの挑戦
現在は品質とブランド価値を重視した高級路線で展開していますが、将来的には
誰もが手に取れる価格帯で提供することを目標としています。
また、日本国内だけでなく海外展開も視野に入れ、
・健康と美味しさを両立した食品
・新しいスナックカテゴリー
として、世界中に届けていきます。

幡野拳
2001年生まれ
東京都出身
趣味:野球、漫画、ゲーム、韓国ドラマ鑑賞
NESTA-PFT(パーソナルトレーナー資格)
